睡眠障害

睡眠でお悩みの方はとても多いです。そこで睡眠障害をお話しする前に、睡眠の基本を知っておきましょう。

そこで様々な情報を集めて見ました。
Youtubeでこんな動画をみつけました。

-https://www.youtube.com/watch?v=mgONdeKSGBg-

非常に貴重な情報なので文字起こし
してみました。一部整文しています。

睡眠の基本

こんにちは。筑波大学の松崎です。今日は睡眠についてお話ししましょう。睡眠にはいろんな面があります。

例えば、体内時計の話からいきましょう。

目の網膜に、光が当たると、その情報は体内時計が存在する、視交差上核に伝わります。その信号が松果体に伝わります。松果体ではセロトニンからメラトニンが生合成されていますが、光の刺激は、メラトニンの生合成を抑制します。このメラトニン、眠い物質ですから 、光が当たってメラトニンを抑制する、そんな昼間は起きていられます。そして光が入らなくなる時間、夜はメラトニンが増え眠くなります。そして、このリズムが体内時計を視交差上核で作っているんです。体内時計だけの話ではありません。起きてるとだんだんだんだんと眠くなります。これは何かと言うと、くも膜からプロスタグランジンD2(PDG2)が徐々に徐々に出てきて蓄積していきますが、このプロスタグランジンD2、プロスタグランジンD 2受容体に作用し、アデノシンが放出され、アデノシンが眠気の物質となります。

さて、カフェインが眠気覚ましによく使われますが、カフェインはこのアデノシンの受容体に作用し、拮抗作用をもたらします。カフェインはアデノシンの眠気を阻害するものです。このように睡眠物質が徐々にたまっていって、眠るとクリアされる、徐々にたまっていって、眠るとクリアされる、こんなリズムもあります。

こんなこともあります。細胞と細胞の隙間、間質こうについてですが、眠ってる間には、この細胞と細胞の隙間が60%広がるなんていう風に言われていますね。待ってる間は間質こうを広げ、周りの液体を流すことによって、睡眠物質を洗い流す、リフレッシュタイムなのかもしれません。

また、別の面もあります。眠ろうとすると手がポカポカと暖かくなることがあります。これは体温上昇ではありません。眠ると皮膚温が上昇し、体の深部の体温は低下します。そうです、熱の放散をしているんです。ですから暑い夏は熱放散が困難になり寝苦しくなり、さらに入眠直前の入浴は睡眠を妨げ、ほど良いタイミングでの入眠は眠りやすくする、と言えます。眠るよりも少し前にお風呂に入っといて、熱放散しながら眠りにつくのが一番良いようです。

そして、睡眠と言ったらこの話は避けられません。レム睡眠、ノンレム睡眠の話。

レム睡眠は、眠り始めて90分ほどで始まるもので、Rapid Eye Movement(ラビットアイムーブメント)の略で、目がキョロキョロ動く睡眠です。目が動くだけあって、脳は活動してます、夢を見ます。ただ、夢のまま行動しちゃいけませんので、その間は体が眠ります。体が動かなくなります。そしてノンレム睡眠というものもありますが、この間は脳は寝てます。脳を休めるのがノンレム睡眠、 そして体は少し筋緊張があります。電車の中、座ったまま寝ちゃったりしますが、座っていられるだけあって、それはノンレム睡眠と言えるでしょう。

また他にもこんなことがあります。睡眠時間の話をしなければいけません。この本にもこんな語呂合わせを用意しときました。

双子のナナちゃん、仕事を婿に、婿はロクにこなせない。

双子のナナちゃん   → 25歳は7時間

仕事は婿に      → 45歳は6.5時間

婿はロクにこなせない → 65歳は6時間

年をとって睡眠時間が徐々に短くなっていく、この目安を覚えておきましょう。

生まれたての赤ちゃんは、一日中眠り、やがて日中は覚醒して過ごすようになり、幼児は大人よりは睡眠時間が長く、小学校高学年にもなると、夜更かしをし始め、そして働き盛りは睡眠時間が徐々に短くなっていき、これが高齢者になって急に、睡眠時間が伸びるわけがありません。

年齢とともに睡眠時間は短くなります。その一方で、高齢者になると夜に暇になり始めます。そうすると、早く布団に入ろうとし始めますが、睡眠時間は短くなるのに早くお布団に入ろうとすると、そのギャップがしばしば不眠として訴えられます。

高齢者が不眠を訴えた時、睡眠薬の処方よりは、お布団に入る時間を遅らせるようにした方がむしろ良いようです。各年代の目安となる睡眠時間をよく覚えておき、患者さんの寝ようとしている、とろうとしている睡眠時間と比較することは有用でしょう。今日はいろんな話をいたしました。何の話ししたっけな?体内時計の話ししましたし、睡眠物質の話もしましたし、レム睡眠、ノンレム睡眠の話もしましたし、熱放散の話、後は、各年代の生理的な睡眠時間の話もしました。というわけで睡眠の話でした。


睡眠障害が引き起こしやすい合併症に関してです。

引用元:肥満、うつ、心臓病のおそれも。睡眠障害の合併症と予防法

-https://www.mylohas.net/2019/04/188472pvn_sleep4.htmlー

夜よく眠ることは健康的な生活に不可欠な要素ですから、睡眠障害のほとんどが多くの合併症に関連していると聞いても意外ではありません。中にはかなり重大なものもあります。

今回は、睡眠障害が引き起こしやすい合併症と、予防について説明します。

長い間睡眠障害がある場合に、いちばん多く見られる病気は?

  • 2型糖尿病:不健康な睡眠は、糖尿病につながる血糖コントロールの悪化に影響します。
  • 心臓の病気:睡眠が少なすぎると、高血圧など心臓病のリスク要素が増えるという研究結果があります。
  • 肥満:睡眠が少なすぎると、身体の代謝プロセスが混乱して、体重増加と肥満につながる可能性があります。
  • うつ病:睡眠不足とうつ病の因果関係は十分に理解されていませんが、睡眠障害とうつ病のリスク増加が関連していることは明らかです。

日常生活で見られる影響は?

睡眠不足は次のような日常生活の問題にもつながります。

  • 職場や学校での成績が下がる
  • 思考や集中力に問題が起きる
  • 反応するまでの時間が遅くなるため、車の運転に危険が伴う
  • 不安症など多くの気分障害や、精神衛生上の問題が起きるリスクが高くなる
  • 社交生活に問題が起きる
  • 運動能力や身体機能が低下する

睡眠障害が引き起こしやすい合併症

睡眠障害のタイプによって、特定の合併症になりやすくなります。

睡眠時無呼吸の合併症

  • 喘息と一部のがん
  • 慢性の腎臓病
  • 緑内障などの目の病気

ナルコレプシーの合併症

  • 鮮明で恐ろしい悪夢
  • 「自動症」。眠り込んでしまった後も、食べたり車を運転したりするなど、何かの行動を続けること。夢遊病のようなものです。問題となるものであり、危険でもあります。

睡眠障害は予防できる?

ナルコレプシーのような一部の睡眠障害の場合、実際のところ予防する方法はありません。

でも、不眠症や睡眠時無呼吸などほかの多くの睡眠障害であれば、リスクを低下させるためにできることがあります。次に挙げる方法は、このタイプの睡眠障害の治療目的で医師がすすめるライフスタイルの変更と同様なものです。

  • 一定した睡眠……覚醒スケジュールに従う
  • 毎週5日、少なくとも30分運動する
  • 健康的な食事を摂る
  • 昼寝をしないようにする
  • アルコールとカフェインを摂るのを最小限に抑える。特に寝る前。
  • リラックスできるような“寝る前の習慣”を作る
  • 健康的な体重を維持する
  • 禁煙する
  • 眠っていないなら、ベッドに入らない。しばらくの間、起き上がってから、また眠ろうとしてみる
  • 寝る前は電子機器やディスプレーの使用を避ける

引用元:肥満、うつ、心臓病のおそれも。睡眠障害の合併症と予防法

-https://www.mylohas.net/2019/04/188472pvn_sleep4.htmlー

 


睡眠に関して、詳しく説明している動画を見つけました。とても分かりやすいので文字起こししました。一部整分しています。

-https://www.youtube.com/watch?v=nOUOYungnAtl-

眠りのことをよく知ろう ~睡眠の質~

スリープ&ストレスクリニック院長 林田健一先生

睡眠の役割

睡眠の役割は、一言で言うと、休息、心と体の休息にあります。これは、人は日中、様々な活動をして疲れます。夜寝ることによって、この疲れを取るのが最大の役割だと思います。

睡眠の具体的な役割

・体温やホルモンの調整

・記憶や感情の整理・固定

・免疫系・自律神経系との関係

・その他のメンテナンス機能

様々な大切な役割をして、寝てる間にメンテナンスを行っていると言っていいと思います。

必要な睡眠時間

睡眠時間というのは、人それぞれというのが大前提ですが、ナポレオンのように、短くて大丈夫っていう羨ましいタイプの短時間睡眠者というショートスリーパーという人と、10時間的以上ねないといけないという長時間睡眠の方といらっしゃいます。一般的にはだいたい6時間~8時間というのが目安になっていると思います。

睡眠の種類

人の睡眠は大きく二つ分かれます。有名なレム睡眠とノンレム睡眠の2つです。

2つの睡眠

レム睡眠<Rapid Eye Movement sleep> 急速眼球運動

ノンレム睡眠<non-REM sleep>

レム睡眠<Rapid Eye Movement sleep>急速眼球運動と訳します。簡単に言うと、目玉ギョロギョロとテニスボールを追いかけるように動いているような状態。レム睡眠は眠ると、90分周期で現れて、朝方に向かってレム睡眠の割合が増えてきます。レム睡眠の時に起こすと、割とビビットに夢を覚えているということから、恐らく夢を見ている、夢の睡眠であるということは間違いないと思います。

一方、ノンレム睡眠、ノンレム睡眠の時も夢を見ているという説もあるんですけど、ノンレム睡眠は寝始め、ノンレム睡眠から始めます。深さによってノンレム睡眠、段階1、真ん中を段階2、深い方で段階3たす4といって、3つの深さに分けているのが、今の一般的な考え方です。これをノンレム睡眠から始まって、レム睡眠で終わる90分のサイクルを、繰り返し、6時間サイクルであれば4サイクル、7時間半サイクルであれば5サイクル、という風に朝に向かって繰り返していきます。

睡眠不足

まずは、朝起きた時に疲れが取れない、気分がすっきりしない、昼間眠くなったり柔軟性をもったフレキシブルな思考がなくなって、イライラし易くなったり、肩こりや頭痛、こういった身体面にも感じる人が多いと思います。それ以外にも、うっかりミスやエラーこういったものも関係します。さらに、最近の研究では、寝不足だと血圧が上がってしまったり、血糖が上がってしまったり、高血圧症や糖尿病のリスクにもつながる、あるいは最近は、うつ病、非常に話題になっていますが、不眠があるとうつ病との関係もへしていきたいと思います。

睡眠不足になると

・疲れが取れない、日中眠くなる

・集中力の低下、イライラする

・肩こり、頭痛など身体面の不調

・血圧や血糖値の上昇

・うつ病を引き起こしやすい

不眠症

夜の症状と、昼の症状と分けて考えるといいと思います。夜の症状は4つ、1つはまず、寝つきに時間がかかる、布団に入って60分くらい眠れなかったら、入眠困難という症状、それから2番目の、中途覚醒、これは途中で何度も目が覚めて、もう一度眠るのに30分以上かかるような状態、それから目覚ましよりも2時間以上早く目覚めてしまう、これは早朝覚醒、そしてある程度、睡眠をとっている、布団に入っているんですけれどもぐっすり寝た気がしない、これを熟眠障害といって、夜はこの4つの症状です。

不眠症の夜の症状

・寝つきに時間がかかる(入眠障害)

・何度も値が覚める(中途覚醒)

・早く目覚める(早朝覚醒)

・ぐっすり眠れない(熟眠障害)

そしてこの結果昼間、元気が出ない、疲れが取れない、気分がすぐれない、こういった昼間の症状があったら、不眠症といった診断になってきます。

不眠症の昼の症状

・元気が出ない

・疲れが取れない

・気分がすぐれない

不眠症の原因

これは5つのPと呼ばれて、英語の頭文字のPが分かりやすいと思います。

1つ目な、Physical、身体的な要因で、具体的には腰が痛い、あるいは咳で目覚めてしまう、皮膚のかゆみ、あるいはご高齢の方だと、尿意が近くて目覚めてしまう、こういう体の症状が原因で不眠を起こす場合を指します。

2番目のPは、生理学的、Physiological これは資質上の関係の問題だったり、あるいは入院の時なんかの不眠をイメージして頂くと、スケジュールが急に変わって寝付くけなくなったりシフトの関係なんかもあります、生理学的な影響でリズムや環境の影響によって眠れない、これが2番目のPです。

3番目のPが、Phychological、心理学的要因、これは悩みがあれば当然眠れなくなる、辛いことや緊張を強いられると、寝つきが悪くなる、こういった心理学的要因で眠れなくなる状態を指します。

4番目のPは、精神医学的と訳しますが、Phychiatricこれは、場合によるとうつ病が原因で眠れなかったり、あるいは眠れない原因の背景には、不安症なり、こういった精神状態の変調を伴う不眠を指します。

最後のPは、Pharmacological、薬理学的と訳しますが、これはお飲みになって頂いてつ薬剤が原因で不眠を起こしていたり、あるいはアルコールやタバコ、こういったものも睡眠にとって悪影響がありますので、こういった薬物性の部類をファーマコロジカルな不眠を訳しています。

不眠症の原因 5つのP

・Physical     身体的な要因

・Physiological   生理学的な要因

・Phychological       心理学的な要因

・Phychiatric            精神医学的要因

・Pharmacological   薬理学的な要因

不眠症に陥りやすい型

もともと不眠なんか経験しないという人と、何かあると眠れなくなるというタイプが、大きく2っに分かれると思います。

何があっても眠れるという人はあまり気にならないと思うんですけど、その眠れないっていう人のタイプの中には、少し気にしやすったり、繊細な部分があると、何か心配事があると頑張んなきゃいけない、そうすると眠れなくなる、非常に一生懸命やるような人は不眠になりやすい、あと眠れないことを過剰に気にしすぎると、どんどん眠れなくなっちゃうんですね。今夜こそ寝てやる、気合い入れてみても寝れるものじゃないので、どんどん自分の不眠を悪い方悪い方にとらえてしまうと、不眠恐怖症みたいなものから抜けられなくなっちゃうので、そういう風に気にし易い人は不眠になりやすいかもしれないですね。

後はシフトワークがある方、夜勤があったり、日勤があったり、体のリズム、睡眠のリズムが周期的に変わる人は、不眠の問題が起こりやすいと思いますね。

まず、朝起きた時に、満足して目覚めて、しっかりリフレッシュできてて、体も順調、昼間もすごく生き生きと、ハッピーに過ごせてれば、そして夜、自然と眠くなってれば、問題ないんですね。それが良く眠れてれば、翌日元気に過ごせてる、極めてシンプルな話です。

自己診断としては、朝起きた時に、疲れが取れない、夜中に何度も目が覚めてる、あるいは目覚ましまでぐっすり眠れない、寝つきに時間がかかる、といった症状に加えて、あと昼間元気に過ごせてるか、体調はどうか、血圧や血糖は変わってないか、こういったのがバロメーターとしてわかりやすいと思います。

不眠症の治療

大きく2つ、お薬を使う方法と使わない方法、必要に応じて両方組み合わせていくと、非常に効果的だと思います。

最近の睡眠薬、これは極めて安全で、どうしても睡眠薬っていうと飲むのが怖いとか、なんか事件に使われたから、なるべくなら使わないほうがいいという、敬遠されがちなんですが、最近の睡眠薬は体にとって、ほとんどないといって過言ではないと思いますので、適切に一種類の睡眠薬を、正しく使っていれば、まず心配要らないと思います。

なので、偏見をうまく捨てていただいて、かかりつけの先生、あるいは睡眠の専門医と抑相談した上で、使っていただく分には、安全でとっても有効な薬です。

睡眠薬は正しく使えば有効な方法である

これは、皆さんにも心がけていただきたいんですけれども、眠りにとっていい生活を送るという事です。具体的には、夜あんまり明るい光を浴びて、仕事をしてると、体内時計がどんどん遅くなっちゃいますから、寝れなくなっちゃう、あるいは、寝る前に、目が覚めてしまうカフェー、あるいは寝れない時にアルコールを飲んでしまう、こういったものも結果的に夜の眠りの妨げになりますので、こういった間違った習慣、こういうのは避けた方がいいと思います。

それから、毎朝、決まった時間に起きて、朝日を浴びる、これも体内時計を整えるのに欠かせないことですし、昼間、運動したり、日中メリハリをつけて活動するということが、夜、自然と疲れて眠くなる秘訣ですので、昼にメリハリをつける、こういったことをその人れぞれに合わせて修正していくというやり方が、専門的には、睡眠衛生指導と読んで行っています。

・大切なのは眠りにとってよい生活を送ること=体内時計を正しく働かせる

・毎日の適切な睡眠をとるための生活指導を睡眠衛生指導という

ここで朝日を浴びて体内時計を整える、とても便利なグッズを見つけました。

また、

 

高血圧

高血圧はいろんな病気と関係していることがよくテレビでも報道されています。

血圧のことから、まず知っておくことが大切です。

そこで様々な情報を集めて見ました。
Youtubeでこんな動画をみつけました。

文字起こししてみました。一部整文しています。

-https://www.youtube.com/watch?v=iDm4hVxFxbU-

血圧の仕組み

血圧とは、心臓から出た直後の大動脈に加わる圧力のことです。

現在の正常な血圧

最高血圧:130mmHg未満(水銀柱ミリメートル)
最低血圧:85mmHg未満(水銀柱ミリメートル)

血圧は変動します。
例えば、座っている姿勢から立ち上がったりした時には下がり、夜は低くて午後が高かったり、運動すると上がったり、気温が暖かいと下がったりしますが、自然と正常に戻ります。この正常な範囲をいつも超えている状態をご血圧症、いつも下回っている状態を低血圧症と言います。
特に高血圧症は、多くが生活習慣病です。
高血圧の時は動脈が硬化している場合が多く、脳や体の中に取り込む酸素が不足するのを防ぐため、心臓からよりたくさんの血液を送り出そうとために血圧が上がっていきます。
そのため、血管に血液の圧力が大きくかかり、さらに動脈が痛むという悪循環になっていきます。血管に高い圧力がかかると、血液中の成分が動脈の壁に入り込み、動脈硬化が起きます。
その結果、血液の流れが悪くなり、血液中の成分自体によって塊ができ、血管を詰まらせ、心筋が酸素不足になって狭心症や心筋梗塞になったり、これが脳で起こると、脳出血や脳梗塞にがなります。他にも血管が多い腎臓などでも障害が起きたりします。
高血圧症になったら治療が必要だけど、予防ができます。

高血圧症の予防

1.塩分を制限します
食塩の摂取量が16g までになっていますが、少なければ少ないほどいいです。

2.カリウムの摂取する
植物や動物の細胞全てに含まれているので、色々なものを食べれば普通は十分ですが、特にパセリ・チョコレート・アーモンド・じゃがいも・たけのこ・バナナ・アボカド・ぬかなどに多く含まれます。

3.お酒やたばこも制限!
高血圧の原因になるので制限が必要です。

 


 

2種類の高血圧についての説明をYoutubeで見つけましたので、これも文字起こししてみました。一部整文しています。

-https://www.youtube.com/watch?v=mh4MtDRCaMK-

 

本態性高血圧とは?高血圧の種類と特徴

1.高血圧の種類

高血圧症は本態性高血圧症と二次性高血圧症とに分けられます。高血圧症のおよそ90%は本態性高血圧症であり、他は二次性高血圧症です。

二次性高血圧症というのは、高血圧の原因となっている病気がはっきりしているもので、高血圧症はその病気の一つの症状として出てくるものです。二次性高血圧症の原因となる病気としては、慢性糸球体腎炎や慢性腎盂腎炎などの腎臓病が多いのですが、そのほかに原発性アルドステロン症やクッシング症候群などのホルモンの病気もあります。

二次性高血圧症の治療には血圧を下げることよりも、高血圧の原因となっている病気の治療が大切です。我々が日常見るほとんどの高血圧症は本態性高血圧症ですが、これを診断するためには、尿検査をしたり、血液や尿中のホルモンを検査したりして二次性高血圧でないことを確かめなければなりません。

2.態性高血圧の特徴

本態性高血圧症は原因のはっきりしない高血圧症ですが、これには多くの特徴があります。 大体は40歳前後になってから少しずつ血圧が上がってくるもので、普通は症状がなく、色々な検査をしても血圧が高いということの他には何も異常が見つかりません。高血圧症の家族歴のあるものに多く、一般には徐々に進行して、5年も10年も経ってから、また時には、20年も30年も経ってから心臓の肥大や、眼底出血、蛋白尿などが現れ、脳卒中、狭心症、心不全などが起こってきます。しかし、高血圧症が長く続いてもこのような合併症を起こさず、高血圧とは関係のない病気(偶発症)で死亡することも多いのです。

このように本態性高血圧症にもある程度の特徴はありますが、診断の決め手となるものがありません。しかし、最近では、本態性高血圧症の原因ではないかと考えられる多くの因子についての研究が進んでいます。例えば、本態性高血圧症と診断されている人の中には、食塩の摂りすぎのために、あるいは腎臓や、副腎から出るホルモンが多いために、高血圧になっていると考えられる場合があります。しかしこれが本態性高血圧症の原因だとされる単一の飲酒はまだ見つかっていません。

 


高血圧によって、引き起こされてくる病気について、Youtubeで見つけましたので、文字起こししてみました。一部整文しています。

-https://www.youtube.com/watch?v=OX7iYKvxMmo-

危険な高血圧!高血圧が引き起こす主な5つの病気とは?

高血圧は日本だけでなく、世界中で問題視されています。

WHOによると25歳以上で高血圧と診断される人が、世界で10憶人を超えたと言われています。また、高血圧はサイレントキラーと言われており、自覚症状のないうちに命に直結するような大きな病気を引き起こします。決して他人ごとではない高血圧とはどんな病気でしょうか。

高血圧とは

血圧とは、血管の中を血液が通る時に、血管にかかる圧力のことを指します。心臓は、毎分60~70回程度、ポンプのように血液を血管が送り出し、血液を全身に巡らせています。

心臓が収縮して血液を押し出した時、血管に一番圧力がかかることを、収縮期血圧(最高血圧)といいます。

次に、収縮したと後、心臓が広がり圧力が一番低くなることを、拡張期血圧(最低血圧)といいます。

収縮期血圧、拡張期血圧のどちらが高い値でも高血圧といいます。ここでいう高い値とは 収縮期血圧が140mmHg以上、または拡張期血圧が90mmHg以上のことです。

なぜ高血圧がいけないの?

通常、血圧では特徴のある症状は現れません。症状がないにも関わらず、時間をかけて少しずつ高血圧の影響が血管に出てきます。高血圧の状態が続くことで、心臓は過度に働こうとして心筋を増やして大きくなります。

これを心肥大と言います。

また、血管は高い圧力に負けないように壁を厚くします。さらに慢性的に高い圧力にさらされると、血管は弾力性を失って硬化していきます。血管で動脈硬化が起こると、血管が危なくなり、破れやすくなり、出血を起こすことがあります。

これが脳で起こると脳出血の状態になります。

また、動脈硬化が進行し、血管の内側にコレステロールがたまると、血管の中に梗塞が出来て血液の流れが滞ります。血液の流れが滞ることでその先にある臓器へ栄養や酸素が届かず、臓器が壊死してしまいます。これが心臓で起こると心筋梗塞、脳で起こると脳梗塞となります。血管は全身を巡っていますから、高血圧が続くことは全身に悪影響があると言えます。

どんな病気病気が起こるの?

血管が多く集まっている場所ほど高血圧の影響を受けやすいと言われています。例えば、脳や心臓、腎臓、目の網膜などが高血圧の影響を受けやすい臓器として知られています。

これらの臓器が高血圧の影響を受けることによって、脳梗塞や脳出血、心筋梗塞、腎不全、眼底出血などが起こります。

まとめ

高血圧は、血管の中を血液が通る時に血管にかかる圧力のことを言います。

高血圧になると、自覚症状のないまま血管に悪影響を与え、動脈硬化を引き起こします。

そして、血管がたくさん集まる臓器で動脈硬化が進行することで、脳梗塞や脳出血、心筋梗塞などの命に関わる病気につながることが知られています。

 


もう1つ、高血圧の合併症についての説明を引用しておきます。

高血圧に合併しやすい病気とは?

脳に起こる合併症

日本の高血圧患者が患う合併症のうち最も多いのは脳の血管障害です。高齢者の増加によって患者数が増えており、寝たきりにつながる健康問題にもなっています。

脳の動脈が破裂して起こる病気が「脳出血」です。その中の1つが「くも膜下出血」で、「脳梗塞」は血栓によって動脈が詰まる病気をいいます。
 脳は生命を保つために重要な働きを担っています。脳に血液が届かなくなって酸素や栄養素の供給が滞れば、命に危険がおよんだり、脳以外の身体機能に障害が起きたりしかねません。脳組織の一部が死んでしまう壊死(えし)が起こると、物事を思考したり手足を動かしたりといったことが行えなくなる可能性もあります。

脳梗塞

脳梗塞によって血液が脳に行き届かなくなると、その部分は壊死し、脳の機能が失われる。麻痺や記憶障害、言語障害などの重い後遺症を招くこともある。

 細い血管の出血なら大事には至らないことがあるものの、認知症や記憶障害のきっかけになることもあります。また、小さな血流障害でも頻発すれば、脳全体の機能が障害される場合もあります。なお、脳の右側(右脳)が障害されると左半身に麻痺が起きやすく、脳の左側(左脳)が障害されると、右半身の麻痺が起きやすいといった特徴もあります。
 一方、一時的に脳への血流が不足して起こる症状を「一過性脳虚血(いっかせいのうきょけつ)発作(TIA)」といいます。言葉が急に出なくなる、物事を理解できなくなる、体の一部が麻痺するといった発作が見られますが、24時間以内に症状はおおむね消えてしまいます。脳出血や脳梗塞の前触れであるともいわれています。

心臓病の合併症

心臓に通じる冠動脈に動脈硬化が起こり、血液の流れが悪くなって起こる発作が「狭心症」です。悪化すると血流が途絶えて「心筋梗塞」が起こり、心筋(心臓の筋肉)が壊死します。心筋梗塞は命を落とす確率が高い病気です。
 高血圧は動脈硬化を進めるだけでなく、心臓そのものにも圧力をかけて負荷を高めてしまいます。こうした負荷によって心臓の左心室が肥大した状態を「心肥大」といいます。進行すると心臓の機能が低下して「心不全」に陥ります。
これらの病気を防ぐためには血圧のコントロールと、定期的な健康診断が重要です。特に脳卒中は、次のような前兆が現れることがあります。万が一、これらの前兆を感じた場合、「すぐ消えたから大したことはないだろう」などと自己判断せず、医療機関をすぐに受診してください。たとえ数分で解消したとしても、治ったわけではありません。

眼や腎臓の合併症

高血圧の合併症には、脳や心臓にかかわる病気以外にも気をつけるべき病気が多々あります。大別すると腎臓の病気、目の病気、大動脈の病気、足の病気に分けられます。これらは生活に支障をきたすものが多く、脳や心臓の合併症同様、十分に注意する必要があります。

腎硬化症や腎不全

腎臓の細い血管が動脈硬化になると、腎臓が硬く縮んでしまいます。こうして腎臓の機能が低下すると「腎硬化症」といった病気が起こります。老廃物をスムーズにろ過できなくなり、尿タンパクや血尿、むくみ、だるさといった症状が現れます。さらに悪化すると、「腎不全」に陥って人工透析が必要になったり、尿毒症という危険な状態になったりする恐れがあります。

眼に起こる高血圧性網膜症や眼底出血

目の網膜には微細な動脈が集まっています。この血管が動脈硬化になると、網膜に小さな出血や斑点が現れて視力に障害が起きます。これが「高血圧性網膜症」です。また、眼底の血管が破裂して出血した場合、すぐに失明することもあります。

大動脈瘤や大動脈瘤破裂、大動脈解離

大動脈という太い血管の動脈硬化によってできた瘤(こぶ)、破裂、亀裂による病気をそれぞれ「大動脈瘤」「大動脈瘤破裂」「大動脈解離」といいます。胸、背中、腰、腹部などが激痛に襲われ、大量出血で失血死することもあります。
大動脈の太さは、胸部で直径約25~30mm、腹部で20~25mmにもなります。親指と人さし指で丸を作ってみると、太くて重要な血管であることをイメージできるかもしれません。瘤ができると大動脈の直径は倍近くに膨れ上がることもあります。

足の血管が動脈硬化になる恐れも

足にも太い動脈が通っています。足の血管が動脈硬化になると下半身の血流が低下して、痛みやしびれ、自立歩行困難といった症状が起こる場合があります。また、手足にある主要な動脈が動脈硬化によってふさがると、膝から下の痛みや歩行困難、潰瘍などの症状が現れることがあります。
これらの合併症によって「歩けない」「見えない」などの問題が起きた場合、現代の日本では残念ながら不便や苦痛を強いられることが多くなります。高血圧とは直接関係ないほかの病気になったり、転倒事故を起こしたりする可能性も高くなります。健康寿命を延ばして生活の質を保つためにも、高血圧を改善して予防を心がけましょう。

メタボリックシンドロームにご用心

メタボリックシンドロームは高血圧を原因とする合併症ではありませんが、高血圧の人は糖尿病にかかりやすく、反対に糖尿病の人は高血圧にかかりやすくなります。これは、高血圧に加えて糖尿病(高血糖)、内臓脂肪型肥満、脂質異常症といったほかの危険因子を持っていると、それぞれが悪影響をおよぼし合うためと考えらます。そのため、動脈硬化が悪化したり、そのほかの健康上の問題が起きやすくなったりするといった状態を「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」と呼びます。
例えば「血圧と血糖値のみがやや高い」のように、それぞれが比較的軽度であってもメタボリックシンドロームに陥る可能性があります。メタボリックシンドロームにならないよう改善を心がけることが大切です。

「高血圧」「内臓脂肪型肥満」「糖尿病」「脂質異常症」を患っていると、たとえ軽度であってもそれぞれが悪影響をおよびし、病気を招きやすくなる。メタボリックシンドロームは肥満解消だけではなく高血圧を予防する観点からも、ならないような生活改善が求められる。

引用元:メディカルネットブック 高血圧  第3章

-https://m-netbook.jp/hypertension/3-

糖尿病の合併症-その2

糖尿病の合併症を知って、予防することが大切です。

そこで様々な情報を集めて見ました。 Youtubeでこんな動画をみつけました。とても分かりやすいです。 糖尿病ネットワークが提供している、糖尿病3分間ラーニングです。 非常に貴重な情報なので文字起こししてみました。一部整文しています。

糖尿病の合併症-その1に引き続いて、糖尿病の合併症-その2です。

6. 動脈硬化による心臓の発作

今回は、動脈硬化によって起こる心臓の発作の話です。糖尿病では、動脈硬化の進行スピードが速くなりがちです。動脈硬化は全く自覚症状に現れずに進行します。そしてある時突然、心臓の発作を引き起こし、そのまま帰らぬ人となってしまうことがあります。ご存知のように心臓は、全身に血液を送り届けているポンプです。心臓自体も行動するために、常に大量の血液を必要としています。その血液は、心臓の筋肉を養っている冠動脈という動脈を通って流れています。この冠動脈の動脈硬化によって、突然、血流が途絶えるのが、心筋梗塞の発作です。こうなると心臓のポンプ機能が乱れて、命に関わります。今までに経験したことがないような胸の痛みが起きたら、すぐに救急車を呼んでください、なお、合併症の神経障害があると、心筋梗塞の発作の痛みが弱いことがあります。糖尿病の患者さんは、異常を感じた時には、痛みが軽くても、すぐに受診してください。一方、狭心症は血流不足が軽度で一時的な発作です。安静にしていれば数分から十数分で回復します。なお、狭心症から心筋梗塞へと段階を経て順序よく進行するとは限りません。むしろその方が少ないと言ってもよいぐらいです。なぜかというと、動脈硬化の進行はゆっくりしていて、血管の内部が狭くなる現象も、途中まではゆっくり進むのですが、血流が途絶える最後の瞬間は、ほんの瞬間的に発生するからです。つまり、狭心症でなければ心筋梗塞にならないとは言えないということを知っておいてください。狭心症や心筋梗塞の治療は、狭くなった冠動脈の中に、風船を入れて膨らませたり、ステントという金具を入れて、血管がまた狭くなるのを防いだりします。バイパス手術で、新たな血行路を作ることもあります。

今回のまとめ:心筋梗塞の発作は突然起きる。心筋梗塞の前に狭心症が起きるとは限らない。

http://www.dm-net.co.jp/3min/005/5-6.php


7. 動脈硬化による脳の発作

今回は、動脈硬化によって起こる脳の発作の話です。糖尿病では動脈硬化の進行スピードが速くなりがちです。動脈硬化は全く自覚症状に現れずに進行します。そしてある時突、然脳の発作を引き起こし、そのまま帰らぬ人となってしまったり、体に障害が残ってしまったりします。ご存知のように脳は、心臓と並び生存に不可欠な臓器です。脳は、その活動のため常に大量の血液を必要としています。脳に血液を送っている血管の動脈硬化により、突然、血流が途絶え、脳の機能が失われてしまうのが、脳梗塞の発作です。手足のしびれ、舌がもつれる、左右どちらか半身の麻痺などが最初の症状です。そのような症状は、最初は軽く時間とともに進行するので、すぐに救急車を呼ぶのをためらう方もいますが、脳梗塞の治療は一分一秒を争います。躊躇せずに救急車を呼んでください。脳梗塞の治療は、発症後の早期であれば、動脈の中でつまっている血液の塊を薬で溶かしたり、器具で取り出したりする治療が可能です。この治療が成功すると、後遺症なく社会復帰できます。しかし実際は、この治療が間に合わず、麻痺などの後遺症が残ってしまうことが少なくありません。その場合は、ハビリテーションで回復を目指します。発作がごく短時間で治ってしまう、一過性脳虚血発作ということもあります。これは本格的な脳梗塞の前触れの可能性が高いので、麻痺が現れてすぐ治ったとしても、すぐに詳しい検査を受けてください。けい部、首の部分の動脈硬化が見つかれば、そこを広げる治療によって、脳梗塞を予防できる可能性があります。なお、血流が悪くなって起きる発作のほかに、脳の血管が破れて起こる、出血性の発作、脳出血やくも膜下出血もあります。その発作時に多い症状は、頭痛や吐き気などです。このような時も、直ちに救急車を呼んでください。予防には血圧をよくコントロールすることが大切です。

今回のまとめ、脳の発作は突然起きる。軽症に思えたとしても、直ちに受診するか救急車を。

http://www.dm-net.co.jp/3min/005/5-7.php


8. 糖尿病と感染症

今回は、糖尿病と感染症のお話をしましょう。血糖値の高いと、細菌やウイルスに対する抵抗力が弱まり、様々な感染症にかかりやすくなります。また、感染症にかかると、治るまでの間は、インスリンに対する体の感受性が低下します。そのために、普段よりも血糖値が上がりやすくなります。そのような悪循環の結果、感染症が余計長引いてしまいます。頻度の高い感染症として、呼吸器感染症、尿路感染症、胆のう炎、皮膚、特に足の皮膚の感染症、歯周病などがあります。呼吸器は、体の外と中で空気の出し入れをしているので、体内にありながら、常に外気に接しているという、他の内臓にはない特徴があります。そのために、空気中に漂っているウイルスや細菌にたいへん感染しやすい部分です。血糖コントロールが悪いと、風邪やインフルエンザ、肺炎、結核などにかかりやすく、また病状が重症になりやすくなります。ふだんから手洗い、うがい、マスクの着用で予防を心がけましょう。また、せきやたん、発熱などが気になるときは、早めに受診してください。尿路感染症は、女性に多い感染症です。膀胱炎では、 尿が濁る、排尿時の痛み、残尿感などが現れ、感染が腎臓に広がると、腰痛や発熱などが現れます。ふだんから陰部を清潔に保ち、予防を心がけましょう。温水洗浄便座の使用が予防によいと言われています。胆のう炎は、胆石のある人に多い感染症です。糖尿病では胆石のある患者さんが多く、また合併症の神経障害があると、胆汁が滞りがちになり、胆のう炎になりやすくなります。腹痛や発熱、黄疸などが主な症状です。

今回のまとめ、高血糖では感染症にかかりやすい。予防と治療の基本は血糖コントロール。

http://www.dm-net.co.jp/3min/005/5-8.php


9. 糖尿病と足の病気

今回は、糖尿病による足の病気のお話をしましょう。足の病気と聞いても、水虫ぐらいしか思いつかないかもしれません。しかし糖尿病では水虫はもちろん他にも、色々なことが関係してきます。足を切断しなければいけないケースもあります。糖尿病で足の病気が増える原因は三つあり、いずれも糖尿病の合併症に関係しています。一つ目は、神経障害です。合併症の神経障害のために足先の感覚が鈍くなっていると、けがや火傷をしてもなかなか気づきません。足は手と違って、注意しない限り、あまり目に入らないことも影響しています。さらに、感覚が麻痺していると、靴に石が入っていたり、お風呂の温度が熱すぎても気づかずに、けがや火傷を負いやすくなります。神経障害のために足の関節が変形して、タコやウオノメができやすいことも関係してきます。糖尿病で足の病気が増える原因の二つ目は、動脈硬化です。けがをした時、その回復、治癒には十分な血流が欠かせません。糖尿病で動脈硬化が進行していると、けがの回復に必要な血液が不足して、治癒が長引いたり、細菌感染が起きやすくなります。糖尿病で足の病気が増える原因の三つ目は、感染症です。血糖値が高いと、水虫など皮膚の感染症にもかかりやすくなります。また、その治療にも時間がかかります。このような三つの条件が重なり合って、糖尿病患者さんは足の病気にかかりやすく、急速に悪化しやすいのです。毎日、足をチェックしておかしいと思ったら、すぐに受診してください。

今回のまとめ、神経障害、動脈硬化、感染症にかかりやすいから、足の病気な事になりやすい。毎日、足をチェックすることが肝要。

http://www.dm-net.co.jp/3min/005/5-9.php


10. 病気と歯周病

下記、URLをご参照ください。

http://www.yubazoningupdate.org/wp-admin/post.php?post=39&action=edit

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11. 糖尿病の急性合併症

今回は、糖尿病の急性合併症の話です。糖尿病の合併症のほとんどは、高血糖が長年続いていた結果として発症します。しかし、ごく稀に、短時間で進行する、急性の合併症が起きることもあります。ケトアシドーシスはインスリン療法の患者さん、特に、1型糖尿病の患者さんに注意が必要な急性合併症です。ふだんインスリン療法が必要なのに、何かしらの原因でインスリンを注射しなかった時に起こります。例えば、発熱などのために食事が取れないとき、食事をしなければ血糖値は上がらないと思い、自己判断でインスリン注射を止めてしまう方がいます。すると体内のインスリンが欠乏して、ブドウ糖を利用できなくなります。その時体内では、ブドウ糖の代わりに脂肪を利用して、エネルギーを得ます。脂肪をエネルギーとして利用する時には、ケトン体という物質が発生し、それが過剰になった状態が、ケトアシドーシスです。腹痛や吐き気、嘔吐などの症状が現れ、治療開始が遅れると昏睡に至り、危険です。インスリン注射は絶対に自己判断で中止しないでください。高血糖高浸透圧症候群は、比較的高齢の患者さんが、何かの病気にかかった時に起きることのある急性合併症です。例えば感染症などの病気にかかると、いつもより血糖値が高くなります。高血糖の時は体が脱水になりやすいのですが、脱水になると血液が濃くなり、血糖値がより高くなります。また、発熱や体調不良のために、口にする食べ物や飲み物の量が減って、脱水に拍車がかかります。このような、高血糖と脱水の悪循環の結果、血糖値と血液の浸透圧が異常に高くなった状態が、高血糖高浸透圧症候群です。血圧が低下し、意識がもうろうとしたりして、昏睡に至ることもあります。病気で熱があるときは、意識して水分を取ってください。何より早めに治療を受けることが大切です。

今回のまとめ:インスリン注射は自己判断では絶対止めない。病気で熱がある時はこまめに水分摂取。

http://www.dm-net.co.jp/3min/005/5-11.php

 

糖尿病の合併症-その1

糖尿病の合併症を知って、予防することが大切です。

そこで様々な情報を集めて見ました。 Youtubeでこんな動画をみつけました。とても分かりやすいです。 糖尿病ネットワークが提供している、糖尿病3分間ラーニングです。 非常に貴重な情報なので文字起こししてみました。一部整文しています。

糖尿病の合併症-その1です。

1. 糖尿病の合併症

糖尿病は通常、自覚症状のない病気です。しかし自覚症状に現れないぐらいの高血糖でもしっかり治療していないと合併症が発症し、進行してしまいます。そのようにして起こる合併症を、慢性合併症と言います。慢性合併症の多くは、糖尿病の特徴である高血糖や糖尿病に伴いやすい高血圧、脂質異常症あるいは糖尿病の元にあることが多い肥満症やメタボリックシンドロームが関係しています。これらの病気は全て、血管の障害を進行させます。さらに、高血糖状態では神経の障害が引き起こされたり、感染症にもかかりやすくなったりします。このようなことから慢性合併症は全身の様々なところで、徐々に発症・進行していきます。症状に気づいてからでは、回復が困難なことが少なくないので、早期発見と早期治療が大切です。慢性合併症とは別に、高血糖によって病状が急速に進む、急性合併症もあります。 急性合併症はそんなにしばしば起こるものではありませんが、起きた場合は救急治療が必要な危険な状態になります。

今回のまとめ:合併症は早期発見と早期治療が大切。 

http://www.dm-net.co.jp/3min/005/5-1.php

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2. 糖尿病網膜症

今回は、糖尿病による網膜症のお話をしましょう。網膜は目の奥に張り巡らされているスクリーンです。瞳孔を通った光がこの網膜に投影されて、その情報が脳に送られ、映像になります。網膜には細い血管がたくさんがあり、この血管が高血糖のために障害されます。その結果、網膜に出血や白斑が現れたり、また眼球内部の硝子体に出血が起きたり、網膜剥離により、視力が障害されます。そのため、視力が0.1以下になってしまうこともあります。視力が0.1ときくと眼鏡やコンタクトレンズをすればよく見えると思う方がいるかもしれませんが、メガネなどで矯正できるのは近視や乱視といった屈折異常だけです。網膜症による視覚障害は光が投影されるスクリーン自体が障害された結果なので、眼鏡などで屈折を矯正しても効果ありません。糖尿病網膜症は単純網膜症、増殖前網膜症、増殖網膜症という順序で進行します。視覚障害を引き起こす眼球内部の出血や網膜剥離はほとんどの場合、増殖網膜症に進行してから起こります。しかし、それまでの間、自覚症状はあまり現れません。そのため、しっかり治療を受けていない患者さんが多く、治療法が進歩した今でも、糖尿病網膜症は緑内障に続いて、失明原因の第2位を占めているのです。糖尿病で失明しないため、糖尿病と診断されたら、内科だけでなく、眼科にも定期的に通院しましょう。早期に単純網膜症の段階で発見できれば、血糖コントロールを厳格にすることで改善が期待できます。しかし、増殖前網膜症以降の段階になると、血糖コントロールだけでは治療できず、レーザー光を網膜に照射するなどの眼科的な治療を追加し、網膜症の進行を防ぐ手立てが必要になります。 実際に眼球内部の出血や網膜剥離が起きてしまった場合は、手術によって視力の回復を目指すことになります。また、網膜症の一つのタイプと言えますしが、視力を担っている黄斑という部分がむくんで、視力が低下するという黄斑症という合併症もあります。黄斑症だけで失明することはありませんが、視力がかなり低下するので、生活に支障がでます。ただし、最近は、眼球内への薬の注射で病状をだいぶコントロールできるようになってきました。

今回のまとめ:糖尿病網膜症は突然、視覚障害を引き起こす。糖尿病と言われたら眼科にも定期受診を。

http://www.dm-net.co.jp/3min/005/5-2.php

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3. 糖尿病腎症

今回は、糖尿病による腎臓の病気のお話をしましょう。腎臓は血液の中の老廃物を取り除き、血液を浄化してくれる内臓です。その腎臓の働きが低下してしまう合併症が糖尿病腎症です。糖尿病腎症が進行すると、血液の中に老廃物が溜まって尿毒症になります。そうなると、生きていくために、透析治療が欠かせなくなります。腎症が進行しても透析治療を受ければよい、と思う方がいるかもしれませんが、現在、血液透析には週3回、半日がかりの通院を要し、仕事や生活への負担が少なくありません。また、水分の摂取制限も必要ですし、貧血の治療など、透析以外の治療も続ける必要があります。透析治療は腎臓の働きを100%代行できるわけではないからです。しかも透析治療が必要になる直前まで、糖尿病腎症は自覚症状に現れずに進行することが少なくありません。そのため、しっかり治療を受けていない患者さんが多く、治療法が進歩した今でも糖尿病腎症は、透析治療が必要になる原因のトップを占めているのです。さらにもう一点、大事なことは、腎症のため透析に至らないとしても、そうなる前に、命に関わる心臓や脳の血管の病気が、高い頻度で起きてしまうということです。腎症は腎臓だけでなく、全身の血管の病気の進行も速めてしまうということです。このような腎症の進行を防ぐには、まず、早期発見です。尿に、たんぱく質がごくわずか漏れ出ている状態を見つける、微量アルブミン尿検査という検査が、早期発見のために行われます。また、血糖値とともに血圧をよくコントロールすることが、腎症の発症や進行の予防になります。腎症が起き始めた場合には、その進行の程度に合わせて、食事療法の内容が変わり、たんぱく質の摂取量を減らすこともあります。

今回のまとめ:糖尿病腎症は透析が必要になる原因のトップ。心臓や脳の血管の病気のリスクも高くなる。進行に合わせて食事療法が変わることがある。

http://www.dm-net.co.jp/3min/005/5-3.php

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4. 糖尿病神経障害

今回は、糖尿病による神経障害の話をしましょう。神経は、脳が発する指令を体の隅々に伝え、反対に、体の隅々で感知した情報を脳へ伝える経路です。血管と同じように全身に張り巡らされています。糖尿病による高血糖は直接的または血管障害を介して間接的に、この神経を障害します。全身に広がっている神経は、大きく三つのタイプに分けられます。運動神経、感覚神経そして自律神経です。まず、運動神経の障害についてお話ししましょう。糖尿病による運動神経の障害では、障害された神経に相当する範囲を動かせなくなります。よくあるのは、蓋が開かない、眼が動かないなどです。ただし、これらの症状の多くは、時間とともに回復します。感覚神経が障害されると、少し大変です。足や手がしびれたり痛んだり、感覚が鈍くなったりします。特に感覚の麻痺は影響が大きく、足の怪我に気づかずに、対処が遅れて潰瘍になり、最悪のケースでは足を切断しなければいけなくなることがあります。感覚神経の障害があるとわかったら、毎日、足に怪我がないかご自身で確認してください。自律神経は食べ物の消化や心臓の動き、発汗など、体の諸機能をベストな状態に保つための神経です。その自立神経が障害されると、便秘や下痢、立ちくらみを繰り返したり、血糖コントロールが乱れたり、ED(勃起障害)、排尿障害など、様々な影響が現れます。また、低血糖に気づきにくくなるという危険もあります。このようにいろいろな症状が現れる神経障害の治療は、糖尿病に対する治療、つまり血糖コントロールに加えて、神経の働きを助ける治療、そして、自覚症状を改善するため対症療法を行います。しばしば患者さんを悩ます感覚神経障害による痛みには、通常の痛み止めが効かないのですが、最近、効果的な薬を使えるようになってきました。最後に一つだけ付け加えます。高血糖が長期間続いて、神経障害が現れた後、急に血糖コントロールを強化すると、一時的に感覚神経障害による足や手の痛みが強くなることがあります。原因はよくわかりませんが、根気よく治療を続けていると、痛みはいずれ軽快します。

今回のまとめ:糖尿病神経障害は全身の多彩な症状につながる。治療を根気よく続けて直していきましょう。

http://www.dm-net.co.jp/3min/005/5-4.php

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5. 動脈硬化(大血管症)

今回は、糖尿病と動脈硬化の関係をお話ししましょう。血液は血液のポンプである心臓から動脈を通って全身へ送り届けられます。動脈の血管の壁は弾力性があって、血管自体がポンプのように働き、血液を体の末端へと、送り出しています。ところが、加齢や喫煙、高血圧などのために、血管の壁が硬くなると、動脈のポンプ機能が失われていきます。そうなると、心臓が収縮した直後、一気に大量の血液が動脈を通過するようになってしまいます。そのような状態は血管の壁に大きな負担をかけるので、血圧がより高くなり、動脈硬化もさらに進行していきます。このような、血管の壁が硬くなる現象の他、血管の壁にコレステロールがたまることも動脈硬化の原因です。その影響で血管の壁が内側に厚く膨らみ、血液が流れる部分が狭くなってきます。その結果、血の巡りが悪くなったり、突然、血流が完全に途絶えてしまうこともあります。その突然の現象が心臓や脳で起こるのが、心筋梗塞や脳梗塞などの発作です。糖尿病の患者さんが高血糖でなくなることは少なく、心臓や脳の病気で亡くなることの方が圧倒的です。動脈硬化が年齢とともに進むことは避けられません。しかし、動脈硬化の進行スピードを速くする、危険因子と呼ばれる要素があります。その危険因子の中で、最も重大なのが、喫煙と糖尿病です。喫煙は酸化ストレスとして、そして糖尿病は糖化ストレスとして、動脈硬化に拍車をかけます。一方、薬物治療に際して不測の低血糖が起きた時に、それがきっかけで、血管が突然つまる発作が引き起こされることも、近年、わかってきました。加えて、糖尿病では脂質異常症、特に高中性脂肪血症、あるいは高血圧を併発しやすく、また、肥満症があることも少なくありません。これらはいずれも動脈硬化の危険因子です。

今回のまとめ:糖尿病では動脈硬化が早く進行しがちです。血糖の他、血圧や血清脂質もコントロールも重要です。

http://www.dm-net.co.jp/3min/005/5-5.php

糖尿病の合併症-その1に引き続いて、糖尿病の合併症-その2をご覧ください。

 

歯周病を治すと、こんな病気も予防できる?

歯周病を治療すると血糖値が改善

歯周病はいろんな病気と関係していることがよくテレビでも報道されています。

もちろん、糖尿病にも大きく関係しています。

そこで様々な情報を集めて見ました。
Youtubeでこんな動画をみつけました。

https://goo.gl/pDz14d

糖尿病ネットワークが提供している、糖尿病3分間ラーニングです。

非常に貴重な情報なので文字起こし
してみました。一部整文しています。

「今回は糖尿病と歯周病のお話です。

歯周病は歯を支えている組織が弱くなり支えきれなくなって最後は歯が抜けてしまう病気です中高年の八割は歯周病というデータもあります歯周病は歯周病菌の感染症です。

血糖値が高いと感染症にかかりやすくなるのですが歯周病も同じです。
ですから糖尿病では歯周病になりやすく重症化しやすいのです。

歯を失わないために歯周病の早期発見早期治療とより良い血糖コントロールを心がけましょう。

また反対に歯周病があると血糖コントロールが悪くなりがちです感染症にかかると血糖値を下げるホルモンであるインスリンの作用が弱まるからですそのために歯周病の影響で血糖値が高くなります。
しかも歯周病は慢性の感染症です。

抗生物質などで治せる一時的な感染症ではないので歯周病を治ない限り血糖コントロールをしにくい状態が持続します。

糖尿病の治療のためにも歯周病の治療が大切です。
歯周病の治療には毎日しっかり歯を磨くことがかかせません。
自己流ではなく正しい磨き方を歯科医や歯科衛生士に習ってください。

しっかりした歯磨きと歯科医院での治療そして定期検診を欠かさないことが歯を守りより良い血糖コントロールの維持に役立ちます。

それでは今回のまとめ。
糖尿病では歯周病が重症になりやすい。
歯周病治療は糖尿病治療のためにも欠かせない。」

 

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歯周病と糖尿病の合併症について

Youtubeでこんな動画もみつけました。

https://goo.gl/DFXwJZ

歯周病と糖尿病の合併症とは何か?【門真市宮野町の歯医者 須沢歯科・矯正歯科】です。

非常に貴重な情報なのでこれも文字起こし
してみました。一部整文しています。

「大阪府門真市宮野町の須田歯科矯正歯科院長の平山です。

今回は歯周病と糖尿病の合併症は何かついてお話したいと思います。

歯周病と糖尿病の合併症っていう風にお話しましたが、実は歯周病自体、糖尿病の合併症として最近、糖尿病学会のガイドラインに追加されることになりました。

歯周病と糖尿病というのはお互い負の相関関係を持っていることが、科学的にさまざまの報告から証明されています。

どういうことかって言いますと、お口の中の状況、いわゆる不潔な状況がずっと続くことによって、糖尿病の血糖値への悪影響を与える、これも分かっていますし、逆に血糖値の管理が悪ければ、お口の中の歯周病の状況が悪化する、これも分かっています。

ですので最近、糖尿病というは、昔は内科に行ってコントロールを受ける、まあインスリン型の糖尿病や2型の糖尿病、いろんな型がありますけど、最近では、その内科だけではなくて歯科との連携を受けて、そしてその歯周病のコントロールをしながら検討管理をするっていうことは有効だというところに目が向けられてきています。

その歯周病の合併症、糖尿病のですねいうふうにお話しましたが、糖尿病の合併症にはその他にですね、目の網膜障害をいたらしたり、あるいは腎臓に影響を与えて透析が必要になったり、また神経障害ですね、足の機能が悪くなってしまったりなど、全身に影響を与えることは言うまでもなく、皆さんご存じだと思います。

現在、糖尿病にかかられてから治療を受けられる患者さんだけでなく、糖尿病予備軍、これは残念ながら今、日本が非常に多いというふうに言われてますので、メタボリックに代表されるように、成人になってからの健康管理、歯科を受診して定期的にクリーニングを受けるって言うのはそういう意味でも非常に重要であるっていう風に目を向けられてますので、ひとつ糖尿病だけでなく、体の管理として知識として置いておかれたら良いかと思います。

口臭の原因にもなる、歯周病の治療は、日本歯周病学会認定の専門医のいる歯科医院での治療がお勧めです。詳細は下の説明文からホームページを参考にしてください。」

当院の歯周病治療詳細はこちら→http://suzawa-dc.com/perio/

出典:歯周病と糖尿病の合併症とは何か?

【門真市宮野町の歯医者 須沢歯科・矯正歯科】平山富興 院長

 


 

歯周病を治療すると早産を予防

2003.08.28

歯周病の治療が早産を予防か、無作為化試験で前向き結果

 歯周病の妊婦366人を対象とした米の無作為化介入試験で、歯石除去などの歯周病治療を受けた妊婦では、歯磨き指導のみを行った妊婦よりも早産率が低い傾向にあることがわかった。歯周病は早産の危険因子の一つだが、無作為化試験で歯周病治療に早産率を下げる可能性が示唆されたのは初めて。研究結果は、米国歯周病学会の学術誌であるJournal of Periodontology誌8月号に掲載された。

 複数の疫学研究で、歯周病がある妊婦は早産リスクが高いことが報告されている。しかし、歯周病が直接早産に関与しているのか、あるいは喫煙など歯周病と早産の両者に関与する因子のため、見かけ上相関が認められるのかはわかっていない。また、歯周病を治療した妊婦としなかった妊婦との比較研究で、歯周病を治療した妊婦の方が早産率が低いことも報告されているが、この試験では介入の無作為化が行われておらず、歯周病治療が早産率に及ぼす影響は明らかではなかった。

 米国Alabama大学歯学部と医学部の共同研究グループは、歯周病治療が早産率に与える影響を調べるため、歯周病がある妊婦を対象としたパイロット試験を計画。妊娠21~25週の妊婦に歯周病の検査を行い、深さ3mm以上の歯周ポケットが3カ所以上ある場合を「歯周病あり」と診断、既知の早産危険因子で層別化後、無作為に3群に分けて歯周病治療の効果を調べた。

 比較した介入手段は、1.通常の歯科衛生指導+プラセボ、2.歯石除去と根面清掃(スケーリング・ルートプレーニング、SRP)による歯周病治療+プラセボ、3.SRPによる歯周病治療+抗菌薬のメトロニダゾール(わが国での商品名:フラジールなど、歯周病への適応なし)--の3種類。試験に参加した366人の平均年齢は約22歳、8割強が黒人で、体格指数(BMI)は27前後。喫煙率は13%弱で、2割強が膣感染症を合併していた。このほか、723人については無介入で自然経過での早産率を調べた。

 その結果、歯科衛生指導を受けプラセボを服用した123人では6人(4.9%)が35週未満で出産したのに対し、SRP後にプラセボを服用した123人では35週未満の出産は一人(0.8%)だけで、統計学的な有意差はないものの早産率が8割低い傾向があることが判明(p=0.12)。SRPによる歯周病治療に、早産を抑制する可能性があることが示唆された。ちなみに、無介入群の早産率は6.3%だった。

 興味深いのは、SRPに薬物治療を併用した群(120人)の早産率が3.3%と、SRP単独群より高い傾向があったこと。研究グループは「理由は不明」としつつも、無症状の膣トリコモナス症の妊婦約600人を対象としたプラセボ対照試験で、メトロニダゾール服用群の早産率がプラセボ群より有意に高かったとの報告(NEJM;345,487,2001)があることを紹介する。

 研究グループは今回の結果を受け、妊婦1800人を対象に、歯科衛生指導とSRPとの2群を比較する無作為化大規模試験を行う予定だ。

 この論文のタイトルは、「Periodontal Disease and Preterm Birth: Results of a Pilot Intervention Study」。

歯周病の治療が早産を予防か、無作為化試験で前向き結果

出典:「Periodontal Disease and Preterm Birth: Results of a Pilot Intervention Study」

 


 

歯周病とガン

Youtubeでこんな動画もみつけました。

これも文字起こししてみました。

予防歯科、竹内歯科医院の竹内です。

歯周病はガンにまでかかりやすくなります。歯磨きをしないと、口腔がん、咽頭がん、喉頭がん、食道がんにかかりやすくなることが分かっています。愛知県がんセンター研究所での研究では、1日1回歯を磨く人に比べて、1日に2回以上歯を磨く人は、これらのがんになるリスクが2割ほど低く、1回も磨かない人は、7割も高かったようです。歯磨きとガンがなぜ関係するのでしょうか?それは、歯を磨かないと、口の中の細菌が増加して、発がん物質を増やすからではないかと考えられています。歯磨きの回数で、

がんのリスクが変わるとは驚きかもしれませんが、ただ毎日歯磨きをするだけで、がんになるリスクを減らせるなら、習慣にした方がよさそうです。ベストタイムス2016年より

歯周病を予防することが、早産やがんの予防にもなるというのは驚きでした。